まちいくが提唱する「OpenSocialProgram」とは

まちいくはOpenSocialProgramを提唱します。この記事はそれを解説するものです。

  • Open
  • Social
  • Program

それぞれについて、また最後に全体をまとめて解説します。OpenSocialProgram(OSP)は、従来の組織運営方法を超えた次世代の事業推進フレームワークです。

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Open

OSPは開かれています。

財務情報や意思決定過程、その他についてすべてが開かれており、誰でもいつでも閲覧可能です。

また、対面・非対面を問わず誰でも参加可能です。ここでの参加とは、閲覧・発言・管理・実行など、事業推進に付帯する様々な行動を意味します。

Social

2つの意味があります。

いわゆるソーシャルネットワークという文脈で語られる「交流」を重視する考え方。もう一つは、社会と自身および組織を切り離さず、同じ社会構成員として自身および組織を捉える考え方です。

結果として、参加者はフラットな構成となり、全体図は、Y軸に伸びるピラミッド型でなく、XYZ軸に拡がるネットワーク型となります。

とどのつまり、消費者と生産者が同一になります。人は参加した時点で当事者となり、受け身で批判的な消費者とは一線を画す存在となります。生産者は自分のために生産し、従来消費者だった人はフィードバックという形で生産者に貢献します。

Program

価値創造を目的として事業を遂行します。プラグラムの定義は、P2Mによる「プログラムミッションを実現するために複数のプロジェクトが有機的に結合された事業」を踏襲します。

すなわち、「プロジェクトの特定ミッションを受けて、始まりと終わりのある特定期間に、資源、状況などの制約条件のもとで達成を目指す、将来に向けた価値創造事業」と定義されるプロジェクトの上位概念です。

またどちらも期限があります。

OSPへの疑問

  • NGOとの違いは?:営利である
  • マネジメントの課題は?:衆愚政治を避けるための方策が必要
  • 給与は誰にどう払う?:貢献度により自動でランク付けし、収益の一定割合を自動配分。参加の喜び、現物・サービス支給、横展開や商用転用の非制約などの非金銭的報酬
  • 分業メリットの減衰はどうカバーする?:ピラミッド型や生産と消費の区別による効率化のメリットが失われ規模の経済が働きにくいデメリットは他の分野で効率化する
  • 離反者による利益の奪取にはどう対処する?:奪取こそを成果とする仕組みに

OSPのメリット

  • マーケティングコストを最小限に:仕組みそのものがマーケティング志向なので独立した概念としてマーケティングにコストを割く必要がない
  • 真に納得いくサービスを享受:全てがマーケティング志向になったとき、誰もが満足する

OSSに影響を受ける

WordPressの創始者Mattの講演を聞いて、特にGPLの概念にインスピレーションを得て、OSPを構想しました。利潤追究や組織の永続が目的でなく、サービスの樹立・課題解決・価値創造などをGoalとして、ピュアにそれへと邁進する姿勢に、旧来の組織やその運営フレームワークに依拠するデメリット、つまり社会全体のレガシーから脱却する光を見たのです。

CopyLeftとの関連性

著作権を保持したまま、二次的著作物も含めて、すべての者が著作物を利用・再配布・改変できなければならないという考え方がCopyLeftです。

イノベーションを一組織に独占させず、社会全体の成果物として、普及と改善を加速させるものとして、OSPも導入したい考え方です。

OpenSocialProgramとは

以上の通り未だ定義はあやふやです。ただしその性質をひとことで表すならば、「目的達成のために真摯に事業を遂行する仕組み」です。

特徴として、Openであることは大きな挑戦です。通常の企業が持つ、情報やノウハウのブラックボックス化による利益創出をあえて放棄しているからです。Socialであることはリスキーですが、同時に得られるメリットも大きいと信じています。Programとして捉えることで目的達成への真摯さを維持します。

まちいくでは、OSPの第1段として、キヌアの普及に関わる事業を立ち上げる予定です。OSPへの理解を深めるとともに、諸々進行していきますのでよろしくお願いします。

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